その練習で本当にフワッと浮く??L字型ジャンプイン習得の道標

こんにちは!たまに頭の中がフワッとしているこーきです!笑

みなさんはダウンドッグから両足で前方に跳ぶジャンプインを練習したことがありますか?

同じジャンプインでも種類が色々あるのですが、今回はより省エネで挑戦できるL字型のフワッとジャンプインの仕組みを解説します。

まずは下の動画でL字型のジャンプイン低空型のジャンプインの違いをご確認ください↓

YouTubeチャンネル:なつみ&こーきのヨガノート
なまけもの

確かに体が逆のL字型でフワッとしてから着地しているね!でも足が高く上がる分低空型より難しいんじゃない?

こーき

それが実は大体の人にとってはL字型でやる方が省エネでやりやすいんだよ。

なまけもの

そうなんだ!じゃあ僕にもすぐできるね!安心して怠けられるよ。

こーき

いやいや、練習なしでできるわけではないよ…!L字型はL字型で陥りやすい問題があるから今日はそこを解説していくよ。

この記事はこんな方にオススメ!
  • ジャンプインをしてもフワッと感がない
  • ジャンプインを数種類使い分けてみたい
  • 倒立にもジャンプインにも挑戦したい

次の章から詳しく説明していきます!!

目次

最重要ポイント:最初からジャンプインをやらない!

これを読んでいる方はすでにもう色々な方法でジャンプインを練習しているかもしれません。

フワッとしたジャンプインを目指してひたすらジャンプインを繰り返している方もいるかもしれません。

でも今回紹介するL字型のジャンプインに関しては次のポイントがとても大事になります。

フワッとジャンプインのためには…
  • 最初からジャンプインをやらない!
なまけもの

え?僕はジャンプインをやりたいんだよ…?!やらないってどういうこと…?!

こーき

ちょっと混乱させちゃったかな。言い換えると次のような感じだよ。

つまりは…
  • 最初から手と手の間に跳ぼうとしない

多くの人がフワッとするジャンプインを通常の勢いよく落ちるジャンプインの延長線上で考えてしまいます。

しかしいくら通常のジャンプインを繰り返してもフワッと無重力を感じさせるようなものには結びつかないのです。

次の章でなぜ最初から手と手の間の方へ跳んではいけないかを説明します。

最初からジャンプインに入ってはいけない理由

ジャンプインをできるようになりたいのだから手と手の間に直接跳びたくなるもの。

普通に勢いよく着地するジャンプインだったら直接跳ぶ練習を繰り返せばいいのですが、、

L字型でフワッといくものは最初から手の間を目指すとほとんどうまくいきません

主な理由は次の2つ↓

最初から手の間へ跳んではいけない理由
  • 腕から背中のラインが崩れる
  • 動きを2段階に分けられなくなる

腕から背中のラインが崩れる

フワッとするジャンプインの感覚が掴めない状態で手の方へジャンプしようとするとほぼ確実に身体のラインが崩れ、上記の写真のような形になりがちです。

  1. 腰が丸まってお尻が落ちる
  2. 肩が前に出て腕と上半身が「くの字」になる
なまけもの

この形の何がダメなの?

こーき

この形がダメというわけではないんだけど…お尻が落ちて肩が前に出た状態は肩の前側にものすごく負荷がかかるんだよね。

なまけもの

そうか!じゃあめちゃくちゃ肩の筋力がある人はいいけど多くの人にはキツすぎるってことだよね?

こーき

そう、この形は最初の動画にあった低空型ジャンプインに近い形。省エネでやるには難しいんだよ。

なまけもの

僕みたいに筋力がある場合にはどっちでもいけるってことだね!

こーき

(いや、なまけもの君はいつも怠けてるから厳しそうだな…)

ではL字型のジャンプインではどんな形に入ればいいのかというと

長座前屈のダンダーサナの姿勢に近い形が理想です。

下の写真を見比べてみるとL字型ジャンプインでフワッとする時の姿勢は両手を上げたダンダーサナの姿勢に似ています。

長座前屈のダンダーサナのポイントについてはなつみさんの記事を参考にしてみてください↓

動きを2段階に分けられなくなる

そして最初から手の間に跳ぼうとすることのもう一つのデメリットは、

一連の動きを分解して練習することができなくなること。

L字型ジャンプインは足で床を蹴って着地するまでの動きを2段階の動きとして捉えることが大切。

具体的に次の2つの段階に分けて考えるとわかりやすくなります↓

STEP
床を蹴ってL字の倒立に入るまで
STEP
L字の形から床に降りるまで

上の図のように一連のジャンプイン動作を2段階に分けて捉えるのと同時に、

練習自体も2段階に分けた方が効率がいいのです。

次の章で具体的な練習方法を紹介しますね!

具体的な練習法

ダウンドッグ⇄L字倒立を繰り返す

前の章で最初から手と手の間へ跳んではいけない理由を説明しました。

「ではどうすればいいのか?」というと答えはシンプル。

L字の倒立に跳んでダウンドッグに戻る」を繰り返すのです。

最初は徐々に低い位置から慣らしていって徐々にお尻が高くなるようにしていきます。

その際に手と手の間には跳ぼうとしないこと。

ダウンドッグのポジションに必ず戻ってきます。

ここでフワッとした感覚を得られる位置を見つけられるまでは手の方に跳ぶ意味があまりないのです。

以下の動画のようにまずはダウンドッグからL字に跳ぶまでの練習を繰り返します↓

YouTubeチャンネル:なつみ&こーきのヨガノート
なまけもの

ダウンドッグからL字のハンドスタンドに跳ぶというのはわかったんだけど…そもそもL字の形がよくわからないよ…

こーき

もちろんわかる人の方が少ないよね。そんな方はまず壁を使った練習をしていくといいよ!下の動画をチェックしてみてね↓

壁を使っL字ハンド練習法

YouTubeチャンネル:なつみ&こーきのヨガノート
なまけもの

壁で練習してみたら身体のポジションがよくわかったよ!想像以上にお尻が前に来るんだね!ちょっと怖かったよ…

こーき

そう、お尻がかなり前に来ないとフワッとした形にはならないんだよ。まずは壁で慣らして徐々に跳ぶ練習に移行するといいよ!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回のフワッとジャンプインは以下のようなポイントが大切でした。

L字型ジャンプイン練習のポイント
最初から手と手の間に跳ぼうとしない

理由:身体のラインが崩れてフワッとしなくなるから。だから、、

ダウンドッグからL字倒立に入る練習をする

もし、L字のポジションがわからない場合には、

壁を使ったL字倒立の練習をする

ポジションがわかってきたらダウンドッグから跳ぶ練習に入る

最初から手の間に跳んでジャンプインを完成させようとせずに途中までの形をしっかり覚えていくことがフワッとジャンプインの習得に繋がります。

ポジションさえわかればフワッと感が得られて楽しい練習になると思いますので少しずつ跳ぶ強さなどを調整してみてください。

自分のフォームを動画に撮って確認すると成長が加速しますよ。

なまけもの

でも手の間に着地しないとジャンプインにならないよね?

こーき

もちろん!L字でフワッとした感じが出てきた人はだんだんと着地の動作を入れていってもいいと思うよ。

なまけもの

フワッとしたから着地までやってみたんだけど、なんだかすごい勢いで落ちちゃったよ…!

こーき

L字ポジションから着地までゆっくり降りるところについてはまた改めて説明するよ!

なつみ

あとはYouTubeでもジャンプインを解説している動画がたくさんあるのでチェックしてみてくださいね!

こーき

あ、またなつみ先生…!なまけもの君はどこに…?

なつみ

「もう怠けたいから」と言ってとっくに帰りましたよ!

こーき

またか、、でも練習ばっかりだと手首痛めちゃうからちょうどいいのかな。

なつみ

みなさんも手首の負荷には十分気をつけて取り組んでみてくださいね!

YouTube動画も合わせてチェック↓↓

【ジャンプイン①〜4種類理解編】曖昧な練習からの脱却するための基礎知識
【ジャンプイン②〜基礎編】スムーズに手の間に跳ぶためには何が必要?
【ジャンプイン③〜L字ハンド編】最小限の力でフワッと浮くならこの方法
【ジャンプイン④〜低空飛行編】足を振り上げずに空中移動するためのコツ
【ジャンプイン練習厳選15選】フワッと着地を達成するためのトレーニング
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この記事を書いた人

幼い頃からの脳脊髄液減少症悪化で高校中退→現在は現役東大休学生でヨガインストラクター。

YouTubeチャンネル「Koki Yoga」でヨガ解説を更新しながら、オンラインヨガコミュニティRSY~Rainbow Season Yoga~で月に70本以上のヨガクラスを行っています。

「アナトミック骨盤ヨガ」「アームバランス&逆転」「筋肉講座」など。

全国各地でヨガWSも開催中。

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